【Operator Snippets】Timer CHOP編 その1
最近ようやくTouchDesignerを触り始めたので、ちょっと記事を書いてみたいと思います。
Operator Snippetsって何?
いきなりですが「Operator Snippets」ってご存知でしょうか?
・・・私は知りませんでした!(ドーン)
「Operator Snippets」は、TouchDesignerアプリ内でオペレータの簡単な使い方などを解説してくれているオペレータの説明書みたいなものです。
「Help → Operator Snippets」で見る事が出来ます。 下の画像がOperator Snippetsのウィンドウです。 全てのオペレータがあるわけではないようなのですが、かなり多くのオペレータについての簡単なサンプルがあります。
今回はこの中からTimer CHOPについてその中身を見てみたいと思います。
なぜTimer CHOP?
仕事上かなり使いこなす必要がありそうなのと、「ちゃんと使いこなせるとすごい役に立つけど、影が薄いCHOP三銃士」のうちの一人だからです!
ちゃんと使いこなせるとすごい役に立つけど、影が薄いCHOP三銃士
— Shuhei Matsuyama (@MatsuyamaShuhe1) July 10, 2018
Time Slice CHOP
Feedback CHOP
Timer CHOP#touchdesigner
ちなみに、Timer CHOPのSnippetsは以下のものがあります。
- why timer
- basic timer
- output channels
- delay, cycle, done
- segments - serial
- segments begin
- segment interpolate
- interpolate external
- segments parallel
- text per segment
- callbacks
- initialize actions
- cycle end alert
- channel history
- time scrubber go to
- timers overlapping
- state machine game
- start hold loop end
- sequence animation
- jump to segment
- timer back-to-back
- movie sequencer
- sequence channels
全部で23個もあります。 他のCHOPを見てもこれだけ多いSnippetがあるのはなかなかありません。 ここからどれだけTimer CHOPが高機能で、色々と出来るかが伝わるかと思います。
以下、出来るだけこの23個を全部紹介しようと思いますが、かなり多いので記事をいくつかに分けます。 また解説の原文は英語なので、雰囲気の翻訳文(ほぼGoogle翻訳)も載せています。私、英語は全然わからないので、ご参考レベルでどうぞ。(ツッコミあったらお願いします!)
(1) Timer CHOP:why timer
説明(原文)
The Timer CHOP was created because this was too hard: Ring a bell after 5 seconds. ... too many OPs, too many parameters, click Reset on the Speed CHOP... too much thinking to get right.
説明(翻訳)
Timer CHOPを作ったのは、それがとても難しいからです: 5秒後にRing a bellを表示する ... とても多くのオペレータ、とても多くのパラメータ、Speed CHOP上のResetをクリック... きちんと動作させるめに、とても多くの事を考慮しています。
解説
何故Timer CHOPを作ったのか?それはタイマー的な動作と同じような事をするのが大変だからさ!という事のようです。
サンプルのノードは、Timer CHOPを使用せずに5秒経過すると「Ring the bell.」とダイアログを表示しているようです。これは非常に単純な例なので、このくらいで済んでますが、確かにタイマーに欲しい機能を入れていくととんでもないものになりそうだなぁという事がわかると思います。
(2) Timer CHOP:basic timer
説明(原文)
This is the basic timer with Length that you can set to any number of seconds. Click Initialize to get ready, then Start to begin counting. Or just press Start at any time to initialize and begin counting right away. You can set Length to seconds, frames or samples using the menu on the right of Length.
説明(翻訳)
任意の秒数を設定する事が出来る、基本的なタイマーです。 Initializeをクリックすると準備ができ、それからStartをクリックするとカウントを開始します。 あるいはすぐにStartを押して、初期化とカウント開始をしてください。 メニューのLengthの右側で、秒数、フレーム数、サンプル数でカウントの長さを設定できます。
解説
タイマーといえばこれ。指定した秒数までカウントする本当に基本的なタイマーのようです。
パラメータの赤く囲んだところで6秒を指定しています。ちなみに「S」のところはドロップダウンメニューになっていて、ドロップダウンメニューを開くと「フレーム数」「サンプル数」に単位を変更できるようです。
とりあえず超基本的なところで、今回はおしまい。 また次回!!(ちゃんと続くのか!?)